肝臓内科

肝臓内科

肝臓内科肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれます。ここから、2つの意味を読み取ることができます。1つは「少しくらいのことでは障害されない」という意味です。そしてもう1つは「なかなか症状が現れない(患者さんが自分で異常に気づけない)」という意味です。 自覚症状が現れたときにはかなり病気が進行している、ということもあります。
肝臓は、症状のないうちから定期的に検査を受け、健康を守ってあげなければならない臓器のうちの1つです。

肝機能が悪い、肝臓の数値が高いと
言われた…

肝機能が悪い、肝臓の数値が高いと言われた…健康診断などで、肝機能が低下している、肝臓の数値が高いと言われたとき、多くの人がまず感じるのは「飲み過ぎかな」ということです。そこから「お酒を控えれば大丈夫だろう」と解釈し、必要な精密検査を受けない方も少なくありません。 しかし、肝臓の病気は、飲み過ぎだけを原因として起こるものではありません。

一切お酒を飲まない人にも起こり得る非アルコール性脂肪肝炎という病気があります。そのほか、B型肝炎、C型肝炎、肝硬変、肝がんなどの可能性もあります。 肝機能が低下している、肝臓の数値が高いと言われたときには、さまざまな病気の可能性を考慮して、適切な検査、診断を受ける必要があります。

肝臓内科で対応する疾患と症状

急性肝炎

ウイルスに汚染された水や食べ物を介して感染するA型・E型急性肝炎、ウイルスが血液・体液を介して感染するB型・C型・D型急性肝炎があります。E型については、ウイルスに汚染された肉を十分な加熱処理なしに食べることでも感染します。
食欲不振、吐き気、嘔吐、倦怠感、発熱、黄疸などの症状を伴います。

A型肝炎

糞便中のA型肝炎ウイルスが水や野菜、果物、海鮮類などに付着し、それらを摂取することで感染します。慢性肝炎に至ることはなく、感染後完治すれば、生涯免疫が維持されます。
食欲不振、吐き気、嘔吐、腹痛、発熱、頭痛、黄疸などの症状を伴います。

B型肝炎

血液・体液を介して感染します。感染者の年齢、免疫によって、一過性のもので済む場合と、慢性化する場合があります。
ほぼ無症状のまま進行します。ただし、劇症肝炎を起こし、肝性脳症をきたすケースも見られます。

C型肝炎

血液・体液を介して感染します。年齢などに関係なく高確率で慢性化し、肝硬変、また肝がんへと進行します。
急性の場合は、倦怠感、食欲不振、吐き気、黄疸などの症状を伴います。
慢性化すると、十数年の非活動期ののち、黄疸や腹水などの症状が出現します。

脂肪肝

飲み過ぎ、糖尿病、肥満などを原因とし、中性脂肪が肝細胞に蓄積してしまった状態です。うち約1~2割が、肝硬変に進展します。
食欲不振、だるさ、右上腹部の鈍い痛み、黄疸、腹水などの症状を伴います。ただし、ほとんど症状なく進行するケースも多くなります。

非アルコール性脂肪肝炎(NASH)

肥満、糖尿病、脂質異常症、高血圧などを原因として発症します。肝臓に脂肪が沈着し、線維化をきたします。
初期はほぼ無症状で、かなり進行してから、だるさ、疲労感、右上腹部痛、膨満感、黄疸などの症状が出現することがあります。

肝硬変

慢性肝炎によって炎症が長期に持続することで、肝臓が線維化する病気です。原因は多岐にわたり、B型・C型肝炎ウイルスへの感染、飲み過ぎ、食べ過ぎ、肥満、免疫異常などが挙げられます。
初期はほぼ無症状で、ほとんど症状なく進行します。かなり進行したのち、黄疸、出血のしやすさ、腹水などの症状が出現します。
将来的に肝臓がんへと進展する可能性も高くなります。

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