大腸がんの初期症状

おなら?便秘・下痢?
血便は大腸がんの初期症状!?

おなら?便秘・下痢?血便は大腸がんの初期症状!?ときどき「おならがよく出る」と心配されて、「大腸がんですか?」と質問される患者さんがおられます。結論から言いますと、おならが多いからといって大腸がんの心配をする必要はありません。おならは、イモなどの線維の豊富な食品を摂ったときによく出ます。
また、大腸がんの症状として挙げられる血便や腹痛なども、初期のうちにはほとんど出現しません。つまり、症状に気づいた段階でかなり進行している可能性もあるということです。また反対に、症状がないからといって大腸がんではない、とも言いきれないわけです。
もちろん、何でもかんでも大腸がんと結び付けて過度に心配する必要はありません。ただ、大腸がんの早期発見のためには、定期的な大腸内視鏡検査が欠かせません。京都市左京区の松ヶ崎駅前おくだクリニックでは、痛みの少ない大腸内視鏡検査、日帰りでの大腸ポリープ切除に対応しておりますので、安心してご相談ください。

大腸がんが進行するとこのような症状が出ることが…

大腸がんが進行するとこのような症状が出ることが…

  • 血便
  • 下痢と便秘の繰り返し
  • 便が細くなる
  • 腹部の張り、腹痛
  • 体重減少

中でももっともよく見られるのが、血便だと言われています。ただ、痔の症状だと思って放置したり、気づかないケースも少なくありません。

そもそも大腸がんとは?

そもそも大腸がんとは?大腸がんとは、大腸(結腸・直腸・肛門)に生じるがんのことです。ポリープががん化して発生するものと、粘膜に直接発生するものとがあります。
大腸がんは粘膜の表面に発生しますが、その後次第に深く広がり、腹腔に及んだり、リンパ液・血液に乗って別の臓器に転移することがあります。
治療では、早期であれば内視鏡による切除が可能です。進行の程度によっては、腹腔鏡手術や開腹手術、化学療法や放射線療法などが必要になります。

大腸がんによる死亡数、
女性は1位・男性は3位

現在国内では、1年間に約5万人が大腸がんで亡くなっています。
また、がんの部位別の死亡数を見ると、男性では3位、女性では1位、全体でも1位を占めるがんです。

大腸がんの原因は?

大腸がんは、さまざまな生活習慣の乱れが重なって起こるがんです。
赤肉や加工肉の摂り過ぎ、喫煙、飲み過ぎ、運動不足、野菜不足などがこれにあたります。
また、大腸がん・潰瘍性大腸炎・クローン病になったことのある血縁者がいる方、肥満傾向にある方も、大腸がんの発症リスクが高くなると言われています。

大腸がんを早期発見・早期治療
するために

大腸がんは、早期に治療を行えば根治が期待できるがんです。そして、大腸がんをもっとも確実に見つけられるのが、大腸内視鏡検査です。
また、がん化するおそれのある大腸ポリープを、ポリープの段階で切除しておくことも大切です。当クリニックでは、日帰りでの大腸ポリープ切除にも対応しております。
特にリスクの高くなる40歳以上の方は、年に1度の大腸内視鏡検査をおすすめします。

このような方に大腸内視鏡検査を
おすすめします

自覚症状の少ない大腸がんは、お一人お一人がご自身のリスクを考えて判断することが大切です。
特に以下に該当する方は、定期的に大腸内視鏡検査を受けることをおすすめします。

  • 下痢または便秘が続いている方
  • 下痢と便秘を繰り返している方
  • 便が細くなった気がする方
  • 腹痛、お腹の張りを感じる方
  • 便に血がついていた方
  • 便潜血検査で陽性だった方
  • 健康診断で貧血を指摘された方
  • 40歳以上の方
  • 胃がんや大腸がんを経験した近い
    血縁者がいる方

監修:松ヶ崎駅前おくだクリニック 院長 奥田孝太郎

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