ピロリ菌検査・除菌

ヘリコバクター・ピロリ菌とは?

ヘリコバクター・ピロリ菌とは?ヘリコバクター・ピロリ菌(以下「ピロリ菌」)は、1980年代と比較的最近になって発見された細菌です。 強い酸性を示す胃の中でも生きていくことができ、以前は国内でも多くの人が感染したまま気づかずに生活していました。 ピロリ菌は、感染を放置していることで萎縮性胃炎と変化し、胃がん、胃・十二指腸潰瘍などの発症リスクが高まることが分かっています。 ピロリ菌の除菌によってそれらのリスクは低減しますので、気になる方はお早めにピロリ菌検査を、そして陽性の場合には除菌治療を受けることをおすすめします。

ピロリ菌は人から人へうつるの!?

現代における主なピロリ菌の感染は、親から子への食べ物の口移し・キスによって起こっていると言われています。これは、乳幼児の胃酸が、大人に比べて弱いために起こる感染です。 一方で、大人から大人への感染は、口移しやキス、その他接触などによって起こることはまずあり得ないものとされています。

つまり、お子さんが生まれる前に親や家族がピロリ菌検査を受け、必要に応じて除菌治療を行うことが、次世代への感染の予防につながります。

ピロリ菌の検査方法

ピロリ菌の検査は、内視鏡を使った検査と、内視鏡を使わない検査に分けられます。

内視鏡を使った検査

迅速ウレアーゼ検査

ピロリ菌が産生する「ウレアーゼ」という酵素によって作られるアンモニアの有無を調べます。

培養法

採取した組織を、ピロリ菌の増殖に適した環境で1週間ほど培養し、その中のピロリ菌の有無を調べます。

検鏡法

採取した組織を染色し、顕微鏡でピロリ菌の有無を調べます。

内視鏡を使わない検査

便中抗原測定

便中のピロリ菌の有無を調べます。

抗体測定

尿または血液中のピロリ菌の抗体の有無を調べます。

尿素呼気試験

呼気中の二酸化炭素の量を調べます。ピロリ菌が産生するウレアーゼが二酸化炭素を作る働きを持つことを利用した検査です。

ピロリ菌の除菌治療

ピロリ菌の除菌治療院長は日本ヘリコバクター学会 H. pylori菌感染症認定医として3次除菌までの豊富な除菌実績があります。

除菌治療では、胃酸の分泌を抑える薬を1種類、抗菌薬を2種類用いて行います。1日2回、連続して7日間服用することで除菌します。

最初の除菌治療を1次除菌と呼び、服用を終えてから2か月後に除菌判定検査を行います。除菌に成功していれば、ここで治療は終了です。 1次除菌に失敗した場合、薬の組み合わせを変更し、2次除菌を行います。1次除菌と同様に、服用を終えてから2か月後の除菌判定検査を行います。2次除菌にも失敗した場合には、再度薬の組み合わせを変更し、3次除菌へと進みます。

3次除菌からは、健康保険が適用されず、自費扱いとなります。なお成功率は、1次除菌で90%以上、2次除菌までを含めると99%以上にのぼると言われています。

ピロリ菌Q&A

ピロリ菌に感染するとどんな症状があらわれるのでしょうか?

ほとんど症状がないことも多いですが、ピロリ菌が原因となる胃潰瘍、十二指腸潰瘍になれば腹痛、食欲低下、などを認めます。また潰瘍にならなくても腹部膨満感、吐き気などの症状を認める方もおられます。

ピロリ菌を除菌しても再感染することはあるのでしょうか?

再感染はほとんどないと言われていますが、国内の研究では1-2%との報告もされています。これは除菌後の判定が不正確であったと考えられております。

ピロリ菌の検査や治療は保険が適用されるのでしょうか?

胃カメラでピロリ菌感染疑われた場合(萎縮性胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃がん内視鏡治療後など)は検査、治療は2次除菌までは保険適応です。3次除菌は自費診療となります。

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