便潜血陽性

便潜血検査について

便潜血検査は、便中に血液が含まれているかどうかを確認する検査です。便潜血検査は微量な血液の混入であっても検出が可能です。検査方法は便を少量採取するだけと、非常に手軽に行えるため、全国の市区町村が行っている大腸がん検診で導入されています。
近年患者数や死亡者数が増加傾向にある大腸がんの初期症状にも腸管からの出血があります。便潜血検査では微細な出血であっても検出可能であり、大腸がんの早期発見に有効な検査とも言われています。
全国で実施されている大腸がん検診の(便潜血検査)の受診率は約40%と言われており、検査を受けた方の約7%が便潜血陽性と指摘されています。便潜血陽性と指摘された方のうち、精密検査(大腸カメラ検査)を受けられる方は60~70%。大腸カメラ検査を受けられた方のうち、3~5%の方で大腸がんと診断がされています。(大腸ポリープは内視鏡医の腕にもよりますが30%以上の方で見つかっています)

便潜血検査で『陽性』と指摘された方へ

便潜血検査で『陽性』と指摘された方へ便潜血検査では痔による出血や便秘のため硬い便が腸管を傷つけて出血してしまっている場合であっても陽性(便潜血陽性)と指摘されることがあります。
そのため、便潜血検査で陽性と指摘された場合は、どういった原因で消化管内で出血が生じているのかを検査する必要があります。
『便潜血陽性』と指摘された方は内視鏡検査(大腸カメラ検査)に力を入れているクリニックで、精密検査を受けて頂くことを推奨します。

 

便潜血陽性はどんな危険があるのか?

便潜血陽性はどんな危険があるのか?『便潜血陽性』と指摘された際は消化管内から出血している可能性が高いです
消化管内で出血している際に一番無視することが出来ないのが『大腸がん』です。
大腸がんは発症初期の段階では自覚症状が殆どみられず、ご自身で確認するのは難しいですが、便潜血検査では目には見えないくらい微小な出血であっても確認することができます。
便潜血検査で陽性と指摘された方は大腸カメラ検査を受けて頂きたく思います。

便潜血陽性は大腸カメラ検査を

大腸カメラ検査便潜血検査で『陽性』と指摘された方はお早めに大腸カメラ検査を受けて下さい。
大腸カメラ検査では大腸内を直接観察していくため、直接病変部位を観察することができるので、原因の特定、治療方針の決定が可能となります。
便潜血検査で陽性と指摘された後に、精密検査として大腸カメラ検査を受診される方が少ないのが現状です。
大腸がんで亡くなる方を減らしていくためには、便潜血陽性と指摘された方は大腸カメラ検査を受診して下さい。

当院の大腸カメラ検査について

当院では大腸カメラ検査を専門的に行っています。大腸カメラ検査時に身体的に問題なければ鎮静剤を使用しています。
検査時に鎮静剤を使用することで、
眠ってリラックスした状態で検査が受けられます。
また、患者様が検査時にリラックスして受けて頂けるため、消化管の動きがスムーズになり内視鏡スコープの挿入が楽になり、検査の質向上にも繋がります。
その他の特徴としては、当院では院内で下剤が飲めるお部屋を複数完備していますので、看護師スタッフに相談・サポートを受けながら下剤が飲めます。
そのため、初めて大腸カメラ検査を受けられる方も安心して頂ける環境を整えております。
大腸カメラ検査をご希望される方は、まず外来診療を受診して頂き、検査にかかる説明を受けて頂く必要があります。
WEB予約システムを導入しておりますので、WEB予約から外来診療のご予約を取得して下さい。
また、上記以外でも様々な特徴がございますので、ぜひ当院HPをご確認下さい。


お問い合わせ

便潜血検査は便に血液が混入しているかを確認する検査で、大腸がんの早期発見に有効な検査となります。便潜血検査は京都市の大腸がん検診でも採用されておりますので、対象年齢となり大腸がん検診のご案内が届いた方はご受診して頂き、ご自身の健康管理を把握して頂きたく思います。
万が一、便潜血検査で陽性と指摘された方は、自己判断で軽視せず、お早めに大腸カメラ検査を実施しているクリニックで、精密検査を受診して頂きたく存じます。

 

監修:松ヶ崎駅前おくだクリニック 院長 奥田孝太郎

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